発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2003088678
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内側型変形性膝関節症に対してclosed wedge osteotomyで骨切りを行い鋼線締結法で内固定する治療を施し10年以上追跡しえた31例33膝の成績を報告した.立位膝外側角は術前185.1°,術直後167.5°であったものが10年経過時169.1°,最終調査時174.1°へと変化しており,術後10年を機に内反化する傾向にあった.また,ほぼ全例で経過と共に関節症性変化が進行していた.臨床評価の成績は10年経過時も良好であったが,これを過ぎると低下していく傾向が認められた
©Nankodo Co., Ltd., 2002