発行日 2002年10月10日
Published Date 2002/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2003136910
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高位脛骨骨切り術施行84膝の術後成績を調査したところ,成績不良例の主な原因は術後早期(8週間以内)の矯正減弱にあることが明らかになった.そこでこの減弱を防ぐために,より強力な内固定材料スリーブブレードプレートを開発した.屍体膝での力学的試験では,Giebelブレードプレートに比べて骨切り部の安定性が有意に高かった.この結果を受けて,内側型変形性膝関節症24膝に使用したところ術後1~2.5年の観察期間中,矯正減弱を生じたものはなかった
©Nankodo Co., Ltd., 2002