発行日 2000年10月25日
Published Date 2000/10/25
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2001108315
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
腰部脊柱管狭窄症(LSCS)の開窓術後の臨床成績と硬膜管内外の変化をMRIを用いて経時的に調査した.1)開窓術(除圧術)により,術後,全例に何らかの臨床症状の改善が得られた.2)臨床成績の悪化は24%に認め,術後MRIにて硬膜管の拡大不良,馬尾集合像,硬膜管断面積減少が予後不良因子であった.3)LSCSの術前・術後の経時的なMRI(CTM)による硬膜管断面積,馬尾形態の経時的観察は,術前後の病態把握,予後予測に有用な方法となる
©Nankodo Co., Ltd., 2000