適正な輸液とは何か?
輸液療法施行中のモニタリング
村澤 昌
1
,
河原崎 宏雄
1稲城市立病院 腎臓内科
キーワード：
ビタミン欠乏症
,
カテーテル法
,
採血
,
超音波診断
,
心電図
,
生体機能モニタリング
,
体液
,
体重
,
微量元素
,
水-電解質平衡異常
,
輸液療法
,
静脈内注入
,
採尿
Keyword:
Catheterization
,
Avitaminosis
,
Body Fluids
,
Blood Specimen Collection
,
Body Weight
,
Electrocardiography
,
Infusions, Intravenous
,
Monitoring, Physiologic
,
Trace Elements
,
Ultrasonography
,
Water-Electrolyte Imbalance
,
Urine Specimen Collection
pp.13-17
発行日 2017年7月1日
Published Date 2017/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2017288225
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
輸液療法においては,体液量および電解質の異常,ビタミン･微量元素の異常,輸液に伴う合併症をモニタリングすることが重要である.輸液量のモニタリングとして身体所見,体重のチェックのほか,超音波検査などを行う.電解質異常のモニタリングとして適切な採血採尿での評価のほか,心電図モニターの装着を行う.ビタミン,微量元素欠乏は見逃されやすく,とくに長期間の末梢点滴時には注意する.
©Nankodo Co., Ltd., 2017
