一般内科診療で役立つうつ病の知識-こころの問題にどう対処するか 各領域におけるうつ病の診かた
血液内科領域
宮川 義隆
1
1埼玉医科大学 総合診療内科(血液内科)
キーワード:
AIDS
,
骨髄異形成症候群
,
うつ病
,
血管疾患
,
骨髄腫-多発性
,
鑑別診断
,
白血病-BCR-ABL陽性慢性骨髄性
,
貧血-再生不良性
,
リンパ腫
,
紫斑病-特発性血小板減少性
,
造血幹細胞移植
Keyword:
Acquired Immunodeficiency Syndrome
,
Anemia, Aplastic
,
Diagnosis, Differential
,
Depressive Disorder
,
Lymphoma
,
Multiple Myeloma
,
Myelodysplastic Syndromes
,
Vascular Diseases
,
Purpura, Thrombocytopenic, Idiopathic
,
Leukemia, Myelogenous, Chronic, BCR-ABL Positive
,
Hematopoietic Stem Cell Transplantation
pp.225-228
発行日 2015年2月1日
Published Date 2015/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015095427
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疲れやすい,微熱,腹痛など不定愁訴のようにみえても血液疾患が隠れていることがあり,鑑別診断において留意する.血液疾患には白血病,悪性リンパ腫,骨髄腫のような悪性新生物が多い.難病が多く,病名の告知,治療方針の説明などで適応障害になることがある.化学療法の副作用も強く,治療が長期にわたることも多いため,メンタルヘルスのサポートが必要となる.
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