高血圧症 臨床の要点-JSH2014を踏まえたエキスパートからの提言 危険因子と臓器障害を何でどこまで評価するか
高血圧症患者の脳血管障害と認知機能障害
本間 一成
1
,
豊田 一則
1国立循環器病研究センター 脳血管内科
キーワード:
高血圧
,
MRI
,
認知障害
,
脳血管障害
,
脳梗塞
,
脳出血
,
白質希薄化
,
Mini-Mental State
,
長谷川式簡易知能評価スケール
Keyword:
Cerebrovascular Disorders
,
Cognition Disorders
,
Hypertension
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Brain Infarction
,
Intracranial Hemorrhages
,
Leukoaraiosis
pp.401-403
発行日 2014年9月1日
Published Date 2014/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2015034350
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
高血圧症は脳血管障害,認知機能低下との関連を指摘されている.日常診療でよくみかける高血圧症と認知機能低下に関連するMRI所見として,無症候性脳梗塞,大脳白質病変,微小脳出血があげられる.認知機能のスクリーニング検査はMini-Mental State Examination,改訂長谷川式簡易知能評価スケールなどがある.
©Nankodo Co., Ltd., 2014