一般内科医のための腎疾患A to Z 病期からみた腎臓病治療(CKDとAKI)
保存期腎不全治療 専門医は何を行い,どのような連携をとるか
西 慎一
1
1神戸大学 大学院腎臓内科
キーワード:
医師
,
腎臓病学
,
重症度指標
,
腎機能障害
,
慢性腎臓病
,
病診連携
Keyword:
Nephrology
,
Physicians
,
Severity of Illness Index
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Renal Insufficiency
pp.45-48
発行日 2014年7月1日
Published Date 2014/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014246660
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保存期腎不全管理での,とくにかかりつけ医と専門医の連携診療は,腎機能低下の程度,あるいは原因により戦略が異なる.言い換えれば,慢性腎臓病(CKD)ステージ,原疾患ごとに戦略が異なる.日本腎臓学会編集の「CKD診療ガイド2012」1)には,CKD患者を専門医に紹介するタイミング,CKDのフォローアップに関する項目が記載されている.そこでは,年齢,原疾患,腎機能,蛋白尿の程度に応じた病診連携法があるとされている.
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