これだけは知っておきたい! 内科医のための神経疾患診療 症候からのアプローチ 診断のコツと初期治療,専門医への紹介のタイミング
しびれ,感覚障害
大石 真莉子
1
,
古賀 道明
,
神田 隆
1山口大学 大学院医学系研究科神経内科学
キーワード:
医師
,
感覚障害
,
しびれ
,
神経病学
,
神経検査
,
鑑別診断
,
脊柱管狭窄
,
脳疾患
,
病歴聴取
,
末梢神経系疾患
,
腰仙部
,
紹介と相談
,
頸椎症性脊髄症
,
タイミング
Keyword:
Brain Diseases
,
Diagnosis, Differential
,
Medical History Taking
,
Lumbosacral Region
,
Neurologic Examination
,
Neurology
,
Peripheral Nervous System Diseases
,
Physicians
,
Spinal Stenosis
,
Sensation Disorders
,
Referral and Consultation
pp.841-843
発行日 2014年5月1日
Published Date 2014/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014162836
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しびれの意味する内容は患者によってさまざまであり,運動障害や意識障害をしびれと訴える患者も少なくない.感覚障害を主体とするしびれの診断には詳細な病歴聴取が重要である.神経の障害部位により感覚障害のパターンはさまざまであり,障害部位による特徴的な症状のパターンを理解し,それぞれの症状に応じた代表的疾患を念頭に置き診療にあたる必要がある.急速進行性の感覚障害をきたす場合は,速やかに神経専門医へコンサルトする.
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