これだけは知っておきたい! 内科医のための神経疾患診療 症候からのアプローチ 診断のコツと初期治療,専門医への紹介のタイミング
ふるえ,不随意運動
荻野 裕
1
1国立病院機構箱根病院 神経内科
キーワード:
ジストニア
,
周期性
,
振戦
,
Parkinson病
,
Parkinson病-続発性
,
分類
,
アルゴリズム
,
不随意運動
,
速度
Keyword:
Algorithms
,
Classification
,
Dystonia
,
Periodicity
,
Parkinson Disease
,
Parkinson Disease, Secondary
,
Tremor
pp.837-840
発行日 2014年5月1日
Published Date 2014/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014162835
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不随意運動とは,自分が意図しないのにもかかわらず起こってしまうからだの動きである.不随意運動を見分けるには,(1)律動性の有無,(2)運動の速度,(3)動作が同じ動きを繰り返すか,に着目する.比較的多く経験するふるえ(振戦)は,出現する状態で分ける.静止時振戦ではParkinson病を,姿勢時振戦では本態性振戦を考える.
©Nankodo Co., Ltd., 2014