これだけは知っておきたい! 内科医のための神経疾患診療
内科医のための神経学的診察法の考え方
松本 英之
1
,
宇川 義一
1日本赤十字社医療センター 神経内科
キーワード:
医師
,
運動失調症
,
感覚障害
,
筋萎縮症
,
神経系疾患
,
神経検査
,
髄膜症
,
内科学
,
病歴聴取
,
分類
,
麻痺
,
筋力低下
,
パーキンソニズム
,
不随意運動
Keyword:
Ataxia
,
Classification
,
Meningism
,
Medical History Taking
,
Internal Medicine
,
Nervous System Diseases
,
Neurologic Examination
,
Muscular Atrophy
,
Paralysis
,
Physicians
,
Sensation Disorders
,
Muscle Weakness
,
Parkinsonian Disorders
pp.803-807
発行日 2014年5月1日
Published Date 2014/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014162827
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神経学的診察とは,病歴聴取と神経学的所見からなる.病歴聴取により発症様式を分類し,神経学的所見で局在診断をつけることで,神経疾患を診断するための多くの情報を得ることができる.また,熟練した神経内科医は,おのおの,神経学的診察のポイントを考慮して,能率的かつ実際的な診察をしていることが多い.ここでは一般的な病歴聴取および神経学的所見のポイントを解説し,筋力低下・麻痺,筋萎縮,感覚障害,運動失調,パーキンソニズム,不随意運動,髄膜刺激徴候などを診察する際のポイントについても,われわれの経験も踏まえて紹介する.
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