これだけは知っておきたい! 内科医のための神経疾患診療
内科医のための神経救急13のキホン
加藤 隼康
1
,
安藤 哲朗
,
川上 治
,
杉浦 真
,
加藤 博子
1安城更生病院 神経内科
キーワード:
Amantadine
,
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けいれん性発作
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Spinal Cord Diseases
pp.809-813
発行日 2014年5月1日
Published Date 2014/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014162828
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それぞれの症候別に救急対応が必要な神経疾患のリストを認識しておく.脳血管障害の診療体制の整備をしておく.CT,MRIが常に緊急で施行できることが望ましく,専門医との連携体制が必要である.一過性脳虚血発作(TIA)は脳梗塞と一連の病態(ACVS)である.クモ膜下出血などの危険な頭痛を認識し,脳炎,髄膜炎の診療に習熟する.呼吸不全の患者では基礎に神経疾患をもつ場合があるので,呼吸筋の観察が必要である.急性脊髄症は,緊急手術を要する疾患を鑑別するために緊急MRIが必要である.痙攣発作の診断とてんかん重積に対する救命処置に習熟すべきである.
©Nankodo Co., Ltd., 2014