骨折予防を目指した積極的な骨粗鬆症診療 新しい骨粗鬆症治療薬
静注ビスホスホネート製剤 経口薬と比較して
和田 誠基
1
1武蔵藤沢セントラルクリニック
キーワード:
生物学的マーカー
,
Diphosphonates
,
骨粗鬆症
,
骨密度
,
投薬計画
,
経口投与
,
骨組織リモデリング
,
新薬開発
,
静脈内注入
Keyword:
Administration, Oral
,
Drug Administration Schedule
,
Diphosphonates
,
Infusions, Intravenous
,
Osteoporosis
,
Biomarkers
,
Bone Density
,
Bone Remodeling
,
Drug Discovery
pp.687-690
発行日 2013年4月1日
Published Date 2013/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013155562
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ビスホスホネートの経口薬は内服が困難である患者,自律性が障害されている患者では,骨折リスクが高くても投薬はむずかしかった.注射製剤は以前より海外で骨粗鬆症治療に用いられてきた.国内ではalendronateが4週に1回点滴注射するという形で骨粗鬆症治療に応用可能となった.注射製剤はステロイド性骨粗鬆症など,複雑に絡み合う病態において脆弱性骨折を防止する有効な治療手段になると思われる.
©Nankodo Co., Ltd., 2013