睡眠障害診療のあり方 内科医と睡眠専門医との連携を目指して
子どもの発達と睡眠障害
駒田 陽子
1
,
井上 雄一
1東京医科大学 睡眠学講座
キーワード:
小児の発達
,
睡眠
,
睡眠障害
,
ライフスタイル
,
不眠症
,
睡眠時無呼吸-閉塞性
,
睡眠障害-サーカディアンリズム
,
パラソムニア
,
生活指導
Keyword:
Child Development
,
Sleep Initiation and Maintenance Disorders
,
Life Style
,
Sleep
,
Sleep Wake Disorders
,
Sleep Disorders, Circadian Rhythm
,
Sleep Apnea, Obstructive
,
Parasomnias
pp.301-305
発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013091497
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小児~思春期にかけて,睡眠・覚醒リズムや睡眠の構造は,ダイナミックに変化する.そのため,発達の未熟性や不完全さに起因する睡眠障害が生じることがある.「睡眠障害国際分類第2版」に記載された睡眠障害のうち,小児~思春期で注意すべき睡眠障害としては,不眠症,概日リズム睡眠障害,睡眠時随伴症,睡眠呼吸障害がある.各発達段階での睡眠マネジメントや睡眠衛生に留意することで,良質な睡眠を実現することが可能である.
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