睡眠障害診療のあり方 内科医と睡眠専門医との連携を目指して
睡眠障害スクリーニングのあり方
田ヶ谷 浩邦
1
,
村山 憲男
,
袴田 優子
1北里大学 医療衛生学部健康科学科
キーワード:
レストレスレッグス症候群
,
記録
,
呼吸障害
,
睡眠
,
睡眠過剰
,
睡眠障害
,
ライフスタイル
,
中枢神経系
,
病歴聴取
,
不眠症
,
専門病院
,
アルゴリズム
,
紹介と相談
,
睡眠障害-サーカディアンリズム
,
チェックリスト
Keyword:
Algorithms
,
Central Nervous System
,
Sleep Initiation and Maintenance Disorders
,
Hospitals, Special
,
Disorders of Excessive Somnolence
,
Life Style
,
Medical History Taking
,
Respiration Disorders
,
Restless Legs Syndrome
,
Sleep
,
Sleep Wake Disorders
,
Records as Topic
,
Referral and Consultation
,
Sleep Disorders, Circadian Rhythm
,
Checklist
pp.227-231
発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013091487
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睡眠障害の多くは不眠を呈するが,うつ病,閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS),レストレスレッグス症候群(RLS)等は睡眠薬だけでは改善せず,原疾患放置,睡眠薬による原疾患悪化・せん妄誘発等の弊害を引き起こすことがある.一方で,患者の多くは自分の睡眠の問題についてかかりつけ医に訴えない.プライマリ・ケア医は,ひと通りの睡眠障害の知識をもち,問診等により患者の睡眠の問題を把握し,大まかな睡眠障害の鑑別ができ,必要な専門的検査・専門的治療が行える医療機関に依頼できることが求められる.
©Nankodo Co., Ltd., 2013