急性腎障害(AKI)-概念の確認から、さらなる予後改善を目指して
《AKIの予防と治療》輸液・栄養療法
瀧 史香
1
1聖路加国際病院 腎臓内科
キーワード:
Amino Acids
,
脂質
,
急性腎障害
,
炭水化物
,
水-電解質平衡
,
輸液療法
,
利尿剤
,
栄養管理
,
Vitamin B6
,
腎不全-腎後性
Keyword:
Amino Acids
,
Carbohydrates
,
Diuretics
,
Lipids
,
Water-Electrolyte Balance
,
Vitamin B 6
,
Nutrition Therapy
,
Acute Kidney Injury
pp.409-414
発行日 2012年9月1日
Published Date 2012/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012335879
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●AKI時にはその原因・病態に応じて輸液・栄養戦略を決める。●AKI時は腎血流量維持される程度の十分な量の輸液が必要な場合が多いが、一方で過剰輸液の危険性も報告されている。●AKI時の栄養療法は、基本的に非AKI時と同等でよいが、透析時や蛋白異化亢進時は増減が必要であり、モニタリング下での調整が望ましい。
©Nankodo Co., Ltd., 2012