リンパ腫診療の基本-最良の治療を選ぶための基礎知識
《代表的な病型の最新の標準治療》Hodgkinリンパ腫
鈴木 達也
1
1名古屋第二赤十字病院 血液・腫瘍内科
キーワード:
Hodgkin病
,
抗腫瘍剤
,
腫瘍進行度
,
多剤併用療法
,
予後
,
リスク評価
,
陽電子放射型断層撮影
,
放射線化学療法
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Drug Therapy, Combination
,
Hodgkin Disease
,
Neoplasm Staging
,
Prognosis
,
Risk Assessment
,
Positron-Emission Tomography
,
Chemoradiotherapy
pp.222-229
発行日 2012年8月1日
Published Date 2012/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012299744
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・Hodgkinリンパ腫の臨床病期は治療方針の決定に重要である。・早期症例を2群にリスクグルーピングする予後因子が同定されている。・予後良好早期群では、治療を軽減する動向があり、予後不良早期群では治療強度を高める動向がある。・進行期においては、ドイツのグループが開発したBEACOPPを検証する動きも出始めている。・また、治療途中で評価する"interim PET"によって層別化治療を試みる試験も実施中である。
©Nankodo Co., Ltd., 2012