リンパ腫診療の基本-最良の治療を選ぶための基礎知識
《リンパ腫診断のポイント》リンパ腫をどのように疑うか 発見のポイントと生検のコツ
山本 豪
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1国家公務員共済組合連合会虎の門病院 血液内科
キーワード:
フローサイトメトリー
,
Immunoglobulin遺伝子
,
生検
,
染色体分染法
,
リンパ腫
,
リンパ節
,
T細胞受容体遺伝子
,
腫脹
Keyword:
Biopsy
,
Chromosome Banding
,
Flow Cytometry
,
Genes, Immunoglobulin
,
Lymph Nodes
,
Lymphoma
,
Genes, T-Cell Receptor
pp.183-186
発行日 2012年8月1日
Published Date 2012/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012299735
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・リンパ腫の診断のためには、リンパ節生検が必須である。・リンパ腫は組織型によって、予後や治療方針が大きく異なることもあり、組織型の確定のためにはリンパ節の生検検体にてさまざまな検査を施行する必要がある。・一方で、リンパ節腫脹の多くは、感染など自然経過で軽快する良性の疾患であり、リンパ節生検が必要かも含め十分な検討が必要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2012