増加するアレルギー疾患 内科医にとっての最良のアプローチとは
アレルギーの分子病態、どこまで解明されたか
橋本 修
1
,
権 寧博
,
松本 健
1日本大学 医学部内科学系
キーワード:
気道過敏症
,
呼吸筋
,
上皮細胞
,
線維芽細胞
,
喘息
,
肥満細胞
,
平滑筋
,
Th2細胞
,
気道粘膜
,
調節T細胞
,
Th17細胞
,
Interleukin 25
,
Thymic Stromal Lymphopoietin
,
Interleukin 33
Keyword:
Interleukin-33
,
Asthma
,
Epithelial Cells
,
Fibroblasts
,
Mast Cells
,
Muscle, Smooth
,
Respiratory Muscles
,
Respiratory Hypersensitivity
,
Th2 Cells
,
Respiratory Mucosa
,
T-Lymphocytes, Regulatory
,
Th17 Cells
,
Thymic Stromal Lymphopoietin
,
IL25 Protein, Human
pp.573-580
発行日 2010年4月1日
Published Date 2010/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2010137772
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
近年のアレルギー性疾患発症に関わる疾患感受性遺伝子や責任遺伝子の解析と分子病態の解明の進歩は、アレルギー性疾患の病態の理解に多大な貢献を果たしている。アレルギー反応は複雑で、多彩な分子がネットワークを形成し成立するため単一分子を標的とした治療法の効果は十分ではない。しかし、アレルギーの分子病態の解析の蓄積がよりよい治療法の開発につながる。
©Nankodo Co., Ltd., 2010