膠原病診療のブレークスルー 早期診断・早期治療のポイント
治療薬の使い方とリスクマネージメント 抗凝固薬、抗血小板薬、エンドセリン受容体拮抗薬の選び方と使い方
倉沢 和宏
1
1獨協医科大学 呼吸器・アレルギー内科
キーワード:
結合組織疾患
,
血栓症
,
抗凝固剤
,
血小板凝集阻害剤
,
Endothelin Receptors
,
リスクマネジメント
Keyword:
Anticoagulants
,
Connective Tissue Diseases
,
Risk Management
,
Platelet Aggregation Inhibitors
,
Thrombosis
,
Receptors, Endothelin
pp.704-708
発行日 2008年4月1日
Published Date 2008/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008167396
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抗凝固療法は血栓症、とくに静脈系、心の血栓の治療、予防に中心的な役割をする。ヘパリン製剤の使用にあたっては、ヘパリン起因性血小板減少症に注意を要する。抗血小板薬は、動脈血栓の防止に使用される。エンドセリン受容体拮抗薬は、肺高血圧症に有効である。エンドセリン受容体拮抗薬は強皮症の循環障害、線維化にも有用である可能性がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2008