変革する心房細動診療とその実践up-to-date
心房細動を管理する 心房細動に関連した薬剤管理指導
尾崎 真子
1
,
増原 慶壮
1聖マリアンナ医科大学附属病院 薬剤部
キーワード:
Amiodarone
,
Digoxin
,
血栓症
,
抗凝固剤
,
心房細動
,
生活の質
,
薬剤師
,
薬物相互作用
,
薬物動態学
,
ドラッグモニタリング
,
国際標準化比
Keyword:
Amiodarone
,
Anticoagulants
,
Atrial Fibrillation
,
Drug Interactions
,
Digoxin
,
Pharmacists
,
Pharmacokinetics
,
Quality of Life
,
Thrombosis
,
Drug Monitoring
,
International Normalized Ratio
pp.479-483
発行日 2008年3月1日
Published Date 2008/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2008149308
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心房細動管理に要する薬物は抗不整脈薬、warfarin等注意を要する薬物が多く、適切な薬剤選択、投与量の決定、患者指導が重要となる。digoxin,amiodarone等、TDM(therapeutic drug monitoring)での薬物血中濃度測定にて、体内動態、相互作用等を考慮した評価が重要となる。抗凝固療法では、基礎心疾患、年齢等を考慮した目標INRの決定、また、患者への理解が重要となる。薬剤師は、個々の患者に対してQOLの改善を目的とした治療の手助けになるよう、エビデンスに基づいた薬物治療について医師に積極的に提案し、安全で効果的な薬物治療の推進に努めている。
©Nankodo Co., Ltd., 2008