慢性腎臓病 CKDキャンペーンをめぐる話題
CKDの現状を知る 海外におけるCKDの疫学研究
種本 雅之
1
1東北大学 腎高血圧内分泌科
キーワード:
アルブミン尿
,
危険因子
,
糸球体濾過率
,
死亡率
,
心臓血管疾患
,
腎臓疾患
,
糖尿病
,
慢性疾患
,
疫学的研究
,
重症度指標
Keyword:
Albuminuria
,
Cardiovascular Diseases
,
Chronic Disease
,
Diabetes Mellitus
,
Glomerular Filtration Rate
,
Kidney Diseases
,
Mortality
,
Risk Factors
,
Severity of Illness Index
,
Epidemiologic Studies
pp.19-24
発行日 2007年7月1日
Published Date 2007/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2007246378
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腎不全の発症頻度の上昇に伴い、その治療の医療経済への負担が増大している。腎機能障害は腎不全のみならず、心血管病・その他死亡の危険因子であることが判明した。専門分野外にもより広く腎機能障害の重要性を浸透させるために、慢性腎臓病(CKD)という病名が用いられた。慢性腎臓病の定義と病期分類では、糸球体濾過量(GFR)と尿所見異常(とくにアルブミン尿)が重要視されている。
©Nankodo Co., Ltd., 2007