リウマチ治療の新時代 治療薬を使いこなす
関節リウマチ治療における最近のトピックス 生物学的製剤の有効性の予知は可能か?
関口 直哉
1
,
竹内 勤
1埼玉医科大学総合医療センター リウマチ・膠原病内科
キーワード:
Methotrexate
,
関節リウマチ
,
生物学的製剤
,
Infliximab
,
オーダーメイド医療
Keyword:
Infliximab
,
Arthritis, Rheumatoid
,
Biological Products
,
Methotrexate
,
Precision Medicine
pp.663-665
発行日 2007年4月1日
Published Date 2007/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2007195255
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生物学的製剤の優れた臨床効果により関節リウマチの治療は、10年後には患者の半数が寝たきりになるという悲惨な時代から、寛解を目指すことができる時代へとめざましい進歩を遂げた。そして、個々の症例に適した治療法(テーラーメイド医療)を構築することの重要性が叫ばれて久しい。それには、薬剤有効性の予知が必須となるが、有効性予知に関してはさまざまな検討がなされ、まだ確立されたものはないのだが有望な結果も示され、有効性の予知が現実味を帯びてきている。
©Nankodo Co., Ltd., 2007