発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2007076286
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65歳女性。患者は微熱および全身倦怠感を主訴とした。精査の結果、FAB分類M4E0の急性骨髄性白血病と診断され、idarubicinとcytarabineによる化学療法を開始したところ、完全寛解が得られた。しかし、地固め療法施行中の好中球減少期に敗血症を発症し、種々の抗生剤投与を行ったが奏効せず、死亡となった。尚、死後の血液培養の結果では、多剤耐性性緑膿菌敗血症であったことが判明した。
©Nankodo Co., Ltd., 2006