発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2007076285
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58歳男性。患者は視力低下を主訴に精査目的で入院となった。入院時、視力は右0.4、左0.07で、眼底には左側優位の両側うっ血乳頭、両眼強膜炎が認められ、その他に両側耳介軟骨炎、非びらん性多発性関節炎がみられた。左耳珠軟骨生検の結果、再発性多発性軟骨炎と診断し、ステロイドパルス療法を施行後、ステロイド内服治療を開始した。その結果、視力は左0.7、右0.2まで改善し、臨床症状も速やかに改善がみられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2006