発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006078085
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心不全に対する植込み型除細動器や心臓再同期療法の有用性が次第に確認されるようになった.心房細動や心室細動などの細動性不整脈に対するカテーテルアブレーションが試みられるようになり,心機能の改善や予後の改善が期待できるようになってきた.トランスレーショナル医療の一環として,各種の遺伝性不整脈の分子基盤が解明され,その遺伝型と表現型の関連が検討されて治療にフィードバックされるようになった.医工連携あるいはコンピュータサイエンスの急速な導入により,不整脈分野でもシミュレーション研究が普及してきた
©Nankodo Co., Ltd., 2005