発行日 2005年12月1日
Published Date 2005/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006078084
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ステント内再狭窄を抑制する薬剤溶出ステント(DES)の登場は,虚血性心疾患治療において画期的な進歩をもたらした.2004年8月に本邦においてもDESの使用が保険適用となり,この1年間に約15万本が使用されている.使用経験の蓄積により,有効性,安全性とともにその課題も明らかになってきている.HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)療法による冠動脈プラークの安定化,リモデリング抑制が報告されている.心筋再生治療における臨床試験が進んできている
©Nankodo Co., Ltd., 2005