発行日 2005年9月1日
Published Date 2005/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005267017
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
急性冠症候群症例のIVUSの特徴は, 1)低輝度主体の偏心性plaque, 2)石灰化は軽度, 3)plaque内に脂質コアを有する場合といわれている.また代償性拡大(positive remodeling)した多量なplaqueが破綻したことによる血栓形成が,その発症の進展,増悪に重要な役割を果たしている.しかし,すべての急性冠症候群症例はIVUS上,上記の特徴を有するとは限らず,高周波信号解析などを用いたplaqueの質的診断によるvulnerable plaqueの検出が今後期待される
©Nankodo Co., Ltd., 2005