発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005074310
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2003年に改訂された日本肺癌学会による組織分類は,国際的に通用するものであることを重視して,新WHO分類をそのまま適応し,補足したものとなっている.今回,新たに前浸潤性病変の項が設けられた.肺腺癌の前駆病変として注目されている異型腺腫様過形成もこれに含まれている.前浸潤性病変は,発癌を理解するうえで重要であり,診断技術の進歩により臨床で遭遇する機会が増えている
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