発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005074311
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わが国の肺癌取扱い規約は,1999年の第5版から病期分類をUICCのTNM分類に一致させており,今回2003年10月に改訂された第6版でも,1997年のUICCによるTNM分類第5版を用いている.UICCのTNM分類の第4版から第5版へ改訂で変更された点は,I期,II期をそれぞれA,Bに細分類したこと,および第4版ではIII A期であったT3N0M0がII B期に変更となったこと,さらに同一肺葉内転移がT4とされ,同側他肺葉内転移がM1とされた点である.現在のTNM分類の概要を示し,病期ごとの予後・治療成績についても概説した
©Nankodo Co., Ltd., 2005