発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005061224
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
本邦における胆石症の頻度・種類は欧米並みになり,胆嚢結石ではコレステロール胆石が50%以上を占めるようになり,腹腔鏡下胆嚢摘出術による侵襲の少ない外科手術法の開発により,個々の患者にもっとも適切な治療法が選択できるようになってきた.総胆管結石では内視鏡的乳頭括約筋切開術が主流を占めるようになり,観血的治療法においても腹腔鏡下総胆管切石術に代表される新しい術式が開発された.胆石の組成によっては術後再発のない術式が選択されるべき事例が多く存在し,いまだに肝内結石症の治療方針は画一されたものはない
©Nankodo Co., Ltd., 2005