発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2004048370
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46歳女.帯状疱疹と思われる症状が出現し近医にて加療を受け,その軽快後にも右頭部の違和感が持続した.その後,回転性めまいが生じたため眼科を受診し,経過観察となった.その後,患者の夫が患者の話す内容がおかしいとのことで神経内科を受診し入院となった.眼筋麻痺と小脳性運動失調に加え,意識障害を呈しBickerstaff型脳幹脳炎と診断された.更に高度の呼吸筋麻痺を呈したが,γグロブリン大量療法が著効し,後遺症なく退院した
©Nankodo Co., Ltd., 2003