発行日 2012年8月1日
Published Date 2012/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2012360400
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2009年と2010年のRA勉強会に参加した患者123名にアンケートを行い、生物学的製剤に関する「知識の有無」「興味の有無」「情報を得る機会の有無」と、RA治療全般において「治療を受ける際に重視すること」「副作用発現率がどの程度なら許容できるか」などについて調査した。その結果、生物学的製剤について知識が「ある」と答えた人の割合は37%、興味が「ある」と答えたのは88%、情報を得る機会が「ある」は32%であった。治療を受ける際に重視することについては4つの選択肢(「効果」「安全性」「治療費」「その他」)を提示し、「効果」を選択した人が71%、「安全性」が24%、「治療費」が5%であった。副作用の許容発現率は0~30%(平均14.7%)であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012