発行日 2008年9月1日
Published Date 2008/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2008366095
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症例1:24歳女。大腿骨転子下骨折を受傷した。外傷性血気胸、骨盤骨折を合併しており、近位部に粉砕を認め、受傷後3週に全身麻酔下に大腿骨遠位用ロッキングプレート(DF Plate)を用いて骨接合術を施行した。術後6ヵ月現在、独歩可能であり、X線像上も転位なく、骨癒合が得られている。症例2:94歳女。大腿骨転子下骨折を受傷した。変形性股関節症があり、内転が不可能で、受傷4日後にDF Plateを用いて骨接合術を施行した。術後8週で良好なアライメントでの骨癒合を認め、全荷重歩行を許可し、荷重後も転位、変形を認めず経過良好である。
©Nankodo Co., Ltd., 2008