発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2008030707
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
CTを使用し前腕回旋軸と動的スプリントの回旋中心が一致するように工夫した動的スプリントを作成し、前腕回旋拘縮に対する動的回内・回外スプリントの効果について検討した。装具の利点は従来のColello-Abrahamのスプリントに比べ、前腕回旋中心軸が一致しているためゴムにより加えられた回旋力が前腕に有効に伝わる、円盤により回旋力を作用させるため前腕に純粋な回旋力が伝わり、効率よく矯正力を及ぼすことができ、訓練の場所や時間を選ばずに施行できることで、本スプリントは前腕回旋拘縮に対する有効な医療機器の一つとなる思われた。
©Nankodo Co., Ltd., 2007