発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2007085034
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腰椎椎間板ヘルニアに対してmicroendoscopic discectomy(MED)法を施行した30例(男性18例、女性12例、手術時平均年齢36歳)および従来のLove法を施行した30例(男性16例、女性14例、手術時平均年齢41歳)を対象として術後の診療報酬を比較した。MED法の術後入院期間は15日で、Love群の27日と比較して有意に短かった。術後の入院に要した総診療点数は、MED法の出来高払い25,824点、包括支払い36,995点、Love法の出来高払い46,329点、包括支払い61,362点であった。MED法に1.5倍の内視鏡下手術加算を行っても術後入院診療報酬はLove群より低く、MED法の導入は医療費抑制に役立つと考えられた。
©Nankodo Co., Ltd., 2007