発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2006128137
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2003年10月から2004年8月に経験した初回TKA20例23膝を対象に,2004年4月から開始したコンピュータ・ナビゲーションによるTKA導入の有用性を患者を導入の前後に分けて比較することで検討した.手術時間は導入前の156±22分から178±15分と平均22分延長した.ナビゲーション導入により骨切りの精度は向上し±3°以内に目標角度の確保を達成することが可能となった.又,総出血量は698±90mlから470±75mlと著しく減少した.したがって,まだ改善の余地はあるものの,TKAにおけるナビゲーションシステムは有用であると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2006