発行日 2005年6月1日
Published Date 2005/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2005249560
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人工関節置換術後感染11例11症例の治療成績について検討した.起炎菌はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が6関節と最も多く,術後合併症は7例に認めた.全例に持続洗浄を行い,持続洗浄のみで沈静化を認めたのは2関節で,残り9関節にはインプラント抜去及び抗生物質含有セメントビーズ補填を行った.遷延例では全例MRSAを認め,インプラント抜去までの期間が沈静例より長い傾向がみられた
©Nankodo Co., Ltd., 2005