発行日 2003年7月1日
Published Date 2003/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003308689
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
2000年9月から2001年6月に下肢手術を行った114例を無作為に2群にわけ,等比重0.5%塩酸ビプバカインを用いた脊椎麻酔で,麻酔後側臥位のままとした場合と,ただちに仰臥位にした場合での有効性,安全性について比較し,脊椎麻酔後の体位固定の必要性について検討した.血圧の変動,患側の最高痛覚遮断レベル,補助麻酔の有無について側臥位,仰臥位での有意差はなかった.したがって,等比重0.5%塩酸ブピバカインを用いた脊椎麻酔では,体位固定は不要であると考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2003