発行日 2003年4月1日
Published Date 2003/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003226062
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53歳男.左大腿前面の運動時痛を主訴とした.初診時所見,画像所見,生検時所見,病理組織所見より血管肉腫と診断した.多量の術中出血が予想されることから術前に動脈塞栓術を行い,広範切除術を施行した.インターロイキン製剤を術後4週より毎週5日間,はじめの1週間は35万単位,続いて3週間は70万単位を投与した.その後外来通院にて週2日間投与に減量し,経過観察とした.術後4ヵ月の現在,再発・転移を認めない
©Nankodo Co., Ltd., 2003