発行日 2002年11月1日
Published Date 2002/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003099130
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1997年6月~2000年9月に脊椎手術を施行した症例を対象とし,抗菌薬の投与期間により術後創部感染症(SSI)の発生率が異なるか検討し,適切な使用量を決定した.抗菌薬(セファメジン或いはオーツカCEZ注-MC,パンスポリン,ユナシン-S)を麻酔導入後より点滴静注し,更に術後4日まで投与した.手術時予防的抗菌薬投与(AMP)期間の相違による術後創部感染症の発生率に差はなく,AMPは手術当日のみで十分であることが示唆された
©Nankodo Co., Ltd., 2002