発行日 2002年7月20日
Published Date 2002/7/20
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003053738
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22年間に後方経路腰椎椎体間固定術(PLIF)を施行した腰部脊柱管狭窄症44例を対象に,PLIF採用理由及び手術成績を検討した.その結果,PLIF採用の理由は,腰痛23例,不安定性及び脊椎症性変化12例,combined stenosis 13例,再手術例6例,椎間孔外狭窄3例,固定隣接椎間9例であり,複数の理由があげられた症例が半数であった.術後JOAスコアの平均改善率は60%だが,手術成績は椎間板ヘルニアや変性すべり症に対するPLIFに比べて劣る傾向が見られた.又,追跡期間中に10例13回の追加手術が行われた
©Nankodo Co., Ltd., 2002