発行日 2002年9月1日
Published Date 2002/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2003019822
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踵骨骨折に対し,AO/ASIF distal radiusplateを転用して,複数のバットレスピンで関節面を支え,プレート固定はminimaly invasive plate osteoynthesis(MIPO)法で行うcondylar stabilizing法を考案し,8例11骨折に対して行った.全例,原職復帰可能であり,Creighton-Nebraskaスコア100点満点で評価したところ,平均94.2点であった.主な減点項目は活動時の疼痛,靴の大きさの変化,腫脹の残存であった.よって,踵骨粉砕骨折に対するcondylar stabilizing法は,関節面の正確な整復位の保持と早期運動に耐えうる内固定が可能となり,良好な成績が得られた
©Nankodo Co., Ltd., 2002