発行日 2001年8月1日
Published Date 2001/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002038277
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頸椎疾患における椎間関節肥厚例を検討した.頸椎椎間関節の肥厚はC3/C4,C4/C5又はC5/C6で片側性にみられ,男に多く,頸部痛と関連し,頸椎後縦靱帯骨化症には殆どみられなかった.又,頸椎椎間関節の肥厚例では脊椎不安定性を伴っている症例が多く,術後の不安定性が危倶される為,頸椎脊柱管拡大術を行うさいに,側溝部に十分な骨移植を行うべきであると考えられた
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