発行日 2001年7月1日
Published Date 2001/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2001238929
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症例は65歳男.オートレース場で転倒したバイクを起こそうとして転倒した.大腿二頭筋緊張下に左膝関節伸展を強制され受傷した.その夜,左膝窩部外側に陥凹を認め受診した.左膝窩部外側に皮下出血を認め,大腿二頭筋腱に一致した陥凹と同部の圧痛を認めた.左大腿二頭筋腱皮下断裂と診断して,観血的縫合術を施行した.術後3週間,ギプス固定を行い,その後除去した.術後4週目に全荷重歩行とした.術後3ヵ月の現在,膝関節の可動域の制限はなく,筋力低下を認めず,ADL上支障を認めていない
©Nankodo Co., Ltd., 2001