発行日 2001年3月1日
Published Date 2001/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2001173903
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症例は29歳女性で右膝の腫脹と弾発を伴う疼痛を主訴とした.右大腿周囲径は約1cm短縮しており大腿四頭筋に萎縮を認めた.MRIでT1強調画像で等信号,T2強調画像で高信号の陰影を認め占拠性病変が疑われた.1ヵ月間経過観察するが症状が持続するためPVSなどを疑い関節鏡を行った.膝蓋大腿関節外下方に白色,小指大の結節状の腫瘤が存在した診断に難渋したが反応性肉芽腫と診断した
©Nankodo Co., Ltd., 2001