発行日 2001年2月1日
Published Date 2001/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2001146703
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症例1は44歳女性で35歳時に多関節痛で慢性関節リウマチ(RA)が発症し,いくつかの病院を受診したがRAのコントロール不良で機能障害は経年的に増強した.人工膝関節全置換術(TKA)と左足関節固定術を一期的に行った.更に肩・右肘の疼痛と運動障害が増強したため右の人工肩関節全置換術(TSA)を一期的に行った.症例2は52歳女性で27歳時に多関節痛でRAが発症し薬物治療を受けていた.歩行は可能であったが両膝痛,右足関節痛が強くTKAを行うことを勧められていた.転倒し,左足関節脱臼骨折の診断で入院した.右TKAと左足関節観血的整復固定術を一期的に行った
©Nankodo Co., Ltd., 2001