括約筋間直腸切除術(ISR)のすべて
ISRの歴史
清松 知充
1
,
渡邉 聡明
1東京大学 腫瘍外科
キーワード:
直腸腫瘍
,
腹腔鏡法
,
近代医学史
,
ネオアジュバント療法
,
直腸切除
,
放射線化学療法
,
肛門括約筋温存術
,
ロボット手術
Keyword:
Laparoscopy
,
Rectal Neoplasms
,
Neoadjuvant Therapy
,
History, Modern 1601-
,
Chemoradiotherapy
,
Robotic Surgical Procedures
pp.249-253
発行日 2015年3月1日
Published Date 2015/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015130698
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
低位直腸癌の手術において,括約筋間直腸切除術(inter-sphincteric resection:ISR)は過去のさまざまな直腸癌の手術治療の知識と歴史が集約した手術である.局所切除からMilesの直腸切断術,そして低位前方切除からParksの経肛門吻合を経て,直腸癌の進展形式の深い知識をもとに開発された術式である.その歴史を繙くことで,改めてその重要性を明らかにする.
©Nankodo Co., Ltd., 2015