StageIV大腸癌に対する外科的治療戦略
ガイドラインでみるStageIV大腸癌の治療戦略
畑 啓介
1
,
渡邉 聡明
1東京大学 腫瘍外科
キーワード:
肝臓腫瘍
,
緩和ケア
,
腫瘍播種
,
大腸腫瘍
,
肺腫瘍
,
腹膜腫瘍
,
放射線療法
,
アジュバント化学療法
,
診療ガイドライン
,
大腸切除
,
Regorafenib
Keyword:
Neoplasm Seeding
,
Liver Neoplasms
,
Lung Neoplasms
,
Palliative Care
,
Peritoneal Neoplasms
,
Radiotherapy
,
Colorectal Neoplasms
,
Practice Guidelines as Topic
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Regorafenib
pp.1-4
発行日 2015年1月1日
Published Date 2015/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015060531
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StageIV大腸癌は延命のみならず,時に根治が見込める数少ない消化器癌である.StageIV大腸癌の治療原則として,すべての病変を遺残なく切除できる場合には外科的切除が推奨される.集学的治療によるエビデンスの蓄積に伴い,2014年に4年ぶりに『大腸癌治療ガイドライン』の改訂が行われ,それぞれの転移先ごとの治療ガイドラインが示されている.本稿では,『大腸癌治療ガイドライン』からみたStageIV大腸癌の治療に関して概説する.
©Nankodo Co., Ltd., 2015