Sentinel node navigation surgery
センチネルリンパ節生検の現状と今後の展望
松田 達雄
1
,
竹内 裕也
,
北川 雄光
1慶応義塾大学 外科
キーワード:
センチネルリンパ節生検
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
電磁放射線
,
センチネルリンパ節ナビゲーション手術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Sentinel Lymph Node Biopsy
,
Electromagnetic Radiation
pp.343-345
発行日 2014年4月1日
Published Date 2014/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014127361
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Mortonらによりセンチネルリンパ節(SN)生検の有用性が報告されてから約20年近く経過した.その間,消化器癌を含むさまざまな分野でSN研究が盛んに行われ,SN生検の多くのエビデンスが確立された.外科腫瘍学は内視鏡外科手術を始め,根治性を損なわず,いかに低侵襲な手術を行うかに注目が集まっており,その中でSN生検のはたす役割は大きいと期待される.今後SN研究は,乳癌や悪性黒色腫以外の癌腫でも保険診療として収載されることをめざす時期にきたと考える.
©Nankodo Co., Ltd., 2014