Sentinel node navigation surgery
肺癌におけるsentinel node navigation surgery
滝沢 宏光
1
,
丹黒 章
,
先山 正二
,
梶浦 耕一郎
,
森下 敦司
,
坪井 光弘
,
鳥羽 博明
,
中川 靖士
,
吉田 光輝
,
川上 行奎
,
近藤 和也
1徳島大学
キーワード:
Indocyanine Green
,
肺腫瘍
,
リンパ管造影
,
光イメージング
,
胸部CT
,
センチネルリンパ節ナビゲーション手術
Keyword:
Indocyanine Green
,
Lung Neoplasms
,
Lymphography
,
Optical Imaging
pp.371-376
発行日 2014年4月1日
Published Date 2014/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2014127367
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これまで肺癌において,sentinel node navigation surgery(SNNS)は必要性があまり認識されず,技術的なむずかしさもあって発展してこなかった.近年注目されている小型肺癌に対する区域切除術において,SNNSは根治性を担保するうえで重要な位置づけとなる可能性がある.また,最近のindocyanine green(ICG)法やCTリンパ管造影は特殊な薬剤を必要とせず,通常行われる手術や検査に10分程度の手間をかけるだけで行うことができる比較的簡便な手技であり,日常診療に取り入れることが容易となった.
©Nankodo Co., Ltd., 2014